2009年11月アーカイブ

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Agendus for Windows Outlook Edition を使うときは、Outolookのデータ入力・編集ダイアログを使用するのが安全。

 

 あまり問題にしている人は多くないようですが、Agendus for Windows Outlook Edition で繰り返しの予定がおかしくなる問題について、自分自身の確認のためにも、いくつかまとめておきます。(現在のバージョンはV.5.42)

まず、前提としてOutlookにおける「繰り返しの予定」の仕様の確認です。

・最初の1回目の予定内容を、指定された回数分だけコピーして該当の日付に表示させるので、2回目以降の繰り返す該当日は、その日に予定データが作成されるわけではなく、最初の1回目の内容を参照しているに過ぎない

 ・繰り返しの予定が、ある回だけ1日ずれる(例:毎月25日の給料日が、ある月は25日が土曜日のために1日ずれて24日の金曜日になる)ような場合に、その時1回だけの例外として日付をずらして登録した場合は、その1回分は独立した予定データとして新規に登録され、本来繰り返しの予定で参照表示するはずだった該当日は、「繰り返しの例外日」として参照表示しないという設定が、1回目の最初の予定データに記録される

 ・繰り返しの予定を編集した場合、それまでの例外設定は全てクリアされてしまい、本来の該当日に参照表示されてしまう。(途中で繰り返し期限を変更した場合も同じ)

 

・AgendusでOutlookの繰り返し予定(終日)を扱う場合の問題点

1.Outlookで設定した繰り返し予定をAgendusで編集すると、終日の予定がOutlookで見た時に「00:00~23:55」までの連続した予定になってしまう。この場合、例外設定はクリアされないが、例外として新規登録された予定データが「終日予定」から「2日間に渡る終日予定」と書き換えられてしまう。

2.「00:00~23:55」の連続予定となってしまったデータは、Agendusで見ると問題なく「時刻指定無し」データとして表示されるが、Outlookと同期させたGoogleCalenderやPocketInformant、MobileMeやiPhoneカレンダーなどでは、「00:00~23:55」の連続予定として表示されてしまう。 「2日間にわたる終日予定」として書き換えられてしまったデータの方も、Agendusで見ると問題なく元の1日だけの「時刻無し予定」と表示されるが、Outlookをはじめ他のアプリでは「2日連続する終日予定」として表示されてしまう。

3.Outlookから「終日予定」に再登録すれば元に戻るが、このとき例外設定が全てクリアされてしまい、同時に設定してあった繰り返し期限までもクリアされてしまう。

 

Agendusで時刻を指定しない予定は「時刻指定無し」の予定と、「終日」(それこそ、朝から晩まで終日ずっと。の意。例えばAgendusでビジネスアワーを09:00~17:00と設定している場合には、「終日」を選ぶと自動的に09:00~17:00と設定される。)の2つの設定があるのに対して、Outlookの「終日」予定の概念は単に1日間・2日間・3日間・・・、と考えます。Agendusの「時刻指定無し」予定が該当するのですが、なぜかこのあたりの連携がうまくいっていないようです。

上記の問題は、Agendus環境だけで使用するのであれば実用上の問題は無いのですが、他社製品と同期させようとするのであれば困ってしまいます。また、Agendusから新規に登録した繰り返す予定も「時刻無し」で登録しても、上記の1同様に不本意な時刻が登録されてしまいます。

これらの事象はすべて、Agendusのデータ編集ダイアログボックスで入力・編集した場合のこと。Agendus for Windows Outlook Edition は設定によって、データ入力・編集にOutlookのデータ入力/編集ボックスを使うようにも出来るので、当面は常にこちらを使うようにした方が安全かもしれない。Outlookのデータ入力/編集ダイアログにもAgendusタブが作成されているので、アイコンだけは付けることが出来る。(残念ながら、フォントカラーやフォントスタイルなどの変更は、Agendusダイアログからでないと出来ない。)

今のところ、Agendus for Windows Outlook Edition では繰り返しの予定(終日)は、慎重に扱った方がいいようです。

★iambic社のAgendus for Windows Outlook Edition のページへ


仕事の帰りに時間があったので、大泉の「ピエロ」に顔を出してきました。大泉の「ピエロ」というよりも、「大泉の母」と行った方が分かる人が多いかもしれません。

kuma25nが「大泉の母」に初めて行ったのが1985年頃、まだ学生だった時のことなので、かれこれ24年くらい通っていることになります。当時は今ほどテレビや雑誌に出ていらっしゃらなくて、夕方頃にお邪魔して、そのままだいたい深夜3時頃までいろいろとお話して頂いたものです。

「大泉の母」こと木下多恵子先生とはちょっとしたご縁があって、kuma25nは家族ぐるみで(ときには親戚も)とても良くして頂いています。 根っからの霊媒体質なkuma25nにとって、今まで先生には数え切れないほど助けて頂いてきました。本当に感謝しています。

「愛のムチ」とも言うべき、ビシバシと言ってくれるアドバイスは、いろんなことで人生にちょっとつまずいたり、立ち止まってしまった方には、とても強力な、生きるためのパワーとなります。

「大泉の母」というと、「占い師」というイメージが一般的ですが、「あたるとかあたらないとか」いうレベルのお話になると、ちょっと残念な気持ちがします。いやもちろん、「ピエロ」は「占いをしてくれる喫茶」ですし、確かに手相占いは木下多恵子先生の得意な分野です。ですが、「霊能者」としての木下多恵子先生こそ「大泉の母の本領発揮」といったところです。ひとたび霊的なことになると、もう占いだとかそういう次元のお話ではなくなります。

「大泉の母」のところには、霊的なことで悩んでいる方たちも全国から多数相談に来られます。先生の霊視の力はものすごいです。恐ろしいくらいに分かってしまいます。めったにしませんが、その場で簡単な除霊をして頂いたこともあります。当時は500円だった「占い+コーヒーとお茶菓子」も今は2,500円となりましたが、先生は必要な方には霊視をしてアドバイスしてくれることもあります。一般的に「霊媒師さん」にみてもらおうと思ったら、お金がいくらかかるのかを考えると、非常に良心的だと思います。

もちろん、きちんと霊的な相談をするような場合には、それなりの常識的な対価をお支払いする必要はあるでしょうが、ただ単に「良く当たるらしいから・・・」なんて思って、「恋愛運を占ってもらおう」などと軽~い気持ちで訪ねた方には、少々高くつく2,500円かもしれません。

なにしろ「大泉の母」の愛のムチは、とっても厳しいですから・・・。

 

画廊喫茶「ピエロ」(通称:大泉の母)

西武池袋線・大泉学園駅 北口から徒歩5~6分・水曜定休
東京都練馬区東大泉3-16-10
TEL:03-3921-9001
※お電話される場合はなるべく夕方以降が良いかも。(夜は常識的な時間までに。) 


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ShadowProtect はとにかくバックアップのスピードが高速です。カタログ表示では、OSを起動しない状態でバックアップするコールドバックアップで4倍、などと書かれていますが、普通にPCを使用している状態でのホットバックアップでも、たしかに早いです。

kuma25nの環境では、今までSymantec LiveState Recoveryで、3時間半ぐらいかかってホットバックアップをしていた130ギガくらい使用しているCドライブも、だいたい1時間20分くらいで完全バックアップが完了しています。

60分に1回の増分バックアップでは、気がつかないほど早いです。(後でログを見ると、だいたい1~2秒で完了している様です。)

永年の実績があるAcronis True Image と比べて、まだ歴史の浅いShadowProtectですが、その分、最新の技術が満載です。バージョンが上がるごとに、少しずつ使い勝手も良くなっているようですが、機能が豊富になることよりも、早くバックアップが取れて正確に復元できるという基本さえしっかりしていれば、十分だと思います。

ところで、「増分バックアップ」と「差分バックアップ」の両方に対応しているShadowProtectですが、違いは下記のようになっています。

backup_increment.jpg

増分バックアップは、前回のバックアップ以降に変わったデータのみバックアップをとるため、PCが高負荷時でも高速なバックアップが可能です。高い頻度でバックアップをとる環境に最適です。

backup_diff.jpg

差分バックアップは、最初の完全バックアップ以降に変更された全てのデータのバックアップをとるため、一回の差分バックアップイメージに含まれるデータ量が大くなりがちです。そのために、バックアップをとる頻度が少ない環境に向いています。

 

■関連エントリ

ドライブ丸ごと高速でバックアップするShadowProtect Desktop Edition3.5

ドライブ丸ごと高速でバックアップするShadowProtect Desktop Edition3.5 設定編


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 ShadowProtect Desktop Edition3.5は、ベクターのページからダウンロード購入します。
■インストールには、iso形式の書き込みに対応したCDライティングソフトが必要。
 
■インストールの手順
1. 画面に従って、ファイルJPN_Desktop_Setup_3.5.zip をPCの任意のフォルダにダウンロードします。
ダウンロード後はお約束としてファイルサイズを確認しておきます。28,792,038Bytes
  ※もしもこれよりも少ないサイズの時は、もう一度ダウンロードし直しましょう。
2.

ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、isoファイルが出来ます。
続いてこのファイルを自分でCD(CD-R、CD-RWなど)に焼きます。
このとき、(当たり前ですが)isoファイルをそのままCDにコピーしても、もとのisoファイルが複製されるだけなので、isoファイル形式を展開してCDを作成する必要があります。iso形式の書き込みに対応したCDライティングソフトが必要です。
 ※例えば有名な「DVD Decrypter」や、後継の「ImgBurn」などが利用できます。CDが出来たら、これは万一の際の起動ディスクとなるので、大切に保存します。(念のため2枚作成しておきますか?)

3. 2で作成したCDをセットしてしばらくすると、セットアップメニューが立ち上がります。
なのですが、このとき「フリーズした?」と思うほどに、インストールメニューが立ち上がるまでに時間がかかります
しばらく待ってみて、どうしても自動起動しないときは、マイコンピューターなどからエクスプローラでCDを開き、「Installers」フォルダ内にある「JPN_Desktop_Setup_3.5.exe」をダブルクリックして起動します。後は画面に従って進めていくと、インストールは完了します。

途中でアクティベーションコードを聞かれるので、購入時にもらったシリアル番号を登録します。番号を登録しないと、評価版として30日間試用することが出来ます。
 ※試用版ではバックアップは出来ますが、リストアは出来ません。
4. 再起動後、スタートメニューからShadowProtectを起動します。

※プログラム本体はWindowsの起動と同時にWindowsのサービスとして自動で読み込まれて稼働していますが、設定を変更したり、手動でバックアップ操作をする場合には、コンソールを自分で立ち上げる必要があります。
 ・ShadowProtectのウイザード画面
この画面から、バックアップや復元、バックアップデータの参照(確認)などを行います。
sc01.png

 
■まずは「ディスマップ」タブで、現在のハードディスクの状況を確認します。
sc02.png
■早速、毎日の自動バックアップスケジュールを設定します。
■それではいよいよ、「バックアップジョブ」タブからバックアップスケジュールを設定します。
   
1.「バックアップジョブ」タブの画面で、「タスク」-「バックアップ」とクリックして、バックアップウイザードを起動します



「次へ」を押して進みます
6a.GIF

 
2.スケジュールを作成するドライブを選択します。


同時に複数のドライブを選択することも可能です。

ドライブの左にあるボックスにチェックを入れて「次へ」。
6b.GIF

 
3.バックアップデータを保存する先を指定します。

内蔵HDDのほか、外付けのHDD、USB接続やi1394接続のドライブなど、Windowsで認識できるほとんどのストレージが選択できます。

もちろんネットワークストレージでも大丈夫です。
6c.GIF
「参照」をクリックして保存先を指定してから「次へ」。
 
 
■バックアップスケジュールの選択画面です。

(1)手動で今すぐバックアップを取りたいときに使用します。


<完全>

設定した時点でのフルバックアップを取ります。

 6d.GIF

<差分>

前回のフルバックアップからの差分を取ります。改めてフルバックアップするよりファイルサイズは小さくなりますが、バックアップにかかる時間はフルバックアップする時と変わりません。

※増分バックアップと差分バックアップの違いはこちらを参考に。


 
(2)あとで1回、バックアップをとりたいときに、スケジュールを設定します。


バックアップしたい時点の日時を設定します。
 6d2.GIF

 
■毎日の定期的なバックアップは、「毎週」で設定しましょう。
 
(3)毎週、定期的なバックアップを取りたいときに使用します。
※kuma25nはこの設定です。



右図では、毎週日曜日の18:00にフルバックアップを取り、月曜から金曜までの8:00から18:00まで60分おきに増分バックアップを取る設定です。
 6d3.GIF
 ※バージョン3.5では開始時間と終了時間を設定する順番が逆になっています。
 
 
(4)毎月、定期的なバックアップを取りたいときに使用します。



毎月1日と15日の朝6:00からフルバックアップを取り、毎日9:00から増分バックアップを取るなどの設定が出来ます。
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(5)連続増分:1回だけフルバックアップを取り、その後は毎回、そのフルバックアップからの増分のみを更新していく設定です。


ImageManegerサービスと同時に使用設定する必要があります。
6d5.GIF

 
■オプション設定は、「詳細」ボタンをクリックして設定画面を表示させる
 
■スケジュールの設定を行い「次へ」をクリックすると、バックアップオプションの設定画面になります
1.圧縮方法を選びます


圧縮無し:データを圧縮しません。ディスク容量が十分にあり、データの高速なバックアップが必要な場合に利用します。

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標準(推奨):標準的なケースで、約40%データを圧縮します。デフォルトの圧縮オプションです。問題のない速度でディスクスペースの消費を抑える為、このオプションを選択する事を推奨しています。

高圧縮:平均で約50%データを圧縮します。このオプションは時間がかかり、システムリソースをもっとも消費します。このオプションはディスク領域が非常に限られている場合に、利用します。
 
 
2.バックアップファイルを暗号化するかどうかを選びます

企業でのバックアップ管理をするのでなければ不要な気もしますが、RC4 128 bit ・AES 128 bit ・AES 256 bit の3通りの設定が出来ますが、暗号化のセキュリティーが高いほど、バックアップにかかる時間も長くかかります。また、パスワードを忘れた場合、どのようなことをしてもデータは復元できません。
 
 
■ちょっと面倒ですが、必ず設定しておきたい項目がここ。
 
上記画面右下の「詳細」ボタンをクリックすると、さらに詳細にオプション設定が出来ます。
(1)バックアップタブ

a:空き領域を含める


通常のイメージバックアップではディスクの空き領域は読み飛ばして高速にバックアップしますが、全てのセクタをバックアップする場合はこのオプションを使います。通常はオフにします。
7b.GIF
b:パフォーマンス スロットリング

バックアップにかかるI/Oを調整するためのオプション。
通常はオンにします。

c:二度目以降の完全バックアップを差分にする。


これをオンにすると、スケジュールされた完全バックアップのタイミングで、前回のフルバックアップとの差分を取りバックアップします。以降も二度目の完全バックアップのタイミングごとに繰り返します。バックアップにかかる時間はフルバックアップと変わりませんが、完全バックアップを何本も保存するのに比べると、保存容量を少なく抑えられます。
通常はオフにします。
 
 
(2)イメージタブ

a:書き込みキャッシュを有効にする

バックアップイメージの作成が遅い場合、オンにするとキャッシュを利用します。
通常はオフにします。

b:タスクの同時実行を有効にする。

複数のドライブを同時にバックアップする場合、通常は順番にバックアップイメージを取りますが、このオプションをオンにすると、同時に複数ドライブのイメージを取ります。データベースなどのバックアップにおいて必要な場合、または読み込みが高速なドライブを利用している場合はおすすめです。
通常はオフにします。

c:増分復元の自己回復を有効にする。

バックアップ途中で不完全のままシャットダウンした場合、通常は次回のバックアップ時に新たな完全バックアップを取りますが、このオプションをオンにすると、次回は前回の増分バックアップとの差分をバックアップします。ただし新規のフルバックアップよりもCPUのリソースを多く消費します。
通常はオンにします。

d:未実行タスクの自動実行。

スケジュールされた時間にPCの電源が入っていなかった、等の理由で実行されなかったバックアップを、直近の1回分に限り、次回ログオン時に自動実行するオプションです。
オン推奨ですがkuma25nはオフにしています。
 
 
(3)コマンドタブ

バックアップイメージを作成するタイミングで、指定のプログラムを動作させることが出来ます。例えばスナップショットを取る直前にデータベースを一瞬停止して、(ほんの数秒のことですが)スナップショット後に停止を解除したり、またはバックアップ後にFTPや外部デバイスにコピーしたりすることが出来ます。
 
 
■保存先が満杯にならないように「保持ポリシー」を設定しましょう
 
(4)保持タブ
※重要です。忘れずに設定しましょう。

保持ポリシーを有効にする

このオプションで、フルバックアップとその一連の増分バックアップから成るバックアップセットを、何セット保存するかを指定します。
必ずオンにします。
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保存先の容量が満杯になったとき、ShadowProtectは最後のバックアップを中断し、以降のバックアップスケジュールは実行されなくなります。


保存先ディスクが満杯にならないように、バックアップセットの保持数はきちんと検討しなくてはなりません。ここで設定された数を超えて新規の完全バックアップが作成されるときに、一番古いバックアップセットから自動的に削除されます。


a:セット内の完全及び増分バックアップイメージの両方を削除

上記の保持ポリシーに従って古いバックアップセットが削除される際に、バックアップセットごと削除する設定です。
よほど巨大なストレージに保存するのでない限り、こちらをオンにすることをおすすめします。

b:増分バックアップイメージのみを削除(完全バックアップイメージは保持)

何本もの完全バックアップを保存し、世代管理をしつつ、極力保存先容量を抑えたい場合の設定です。
この設定はローカルストレージに保存することは想定していません。


※下記の図は、3世代前までのバックアップイメージを保持して、それより古いデータを削除する設定のイメージです。

backup_sche.jpg



 
設定を確認して、ウイザードを終了します。




「完了」で設定完了です。

お疲れさまでした。
8a.GIF
■あとは、使いながらご自身の使いやすいように、いろいろと試してみて下さい。

それでは。


参考エントリ
ドライブ丸ごと高速でバックアップするShadowProtect Desktop Edition3.5

ドライブ丸ごと高速でバックアップするShadowProtect Desktop Edition3.5  評価編

logo_shpro.gif5年ぶりくらいに、PCのバックアップソフトを入れ替えました。

今回選んだのは、StorageCraft社の「ShadowProtect Desktop Edition Ver.3.5」。日本では株式会社アズジェントから販売され、個人向けのDesktopEditionはベクターのサイトからダウンロード購入する様になっています。

■以前のバックアップ

kuma25nはPCのバックアップに関しては歴史が古く、かつてMS-DOS3.1の時代には「オーシャノグラフィー」を使って、毎週1回のペースでフロッピー15枚くらいにバックアップを取っておりました。1986年頃のことです。

Windows95・98・NTではDriveImage2002を使用し、やがてWindows2000の時に VPE203DRBOX.jpg、パワークエスト社のV2iプロテクターを使用しはじめ、ようやく本格的なフルバックアップ時代に入ったのでした。

それまではバックアップといえば、OSを終了して、ブートディスクから起動してバックアップ終了まではPCが使用できない「コールドバックアップ」が主流でしたが、この製品を使い始めてからは、普通にWindowsを起動したまま(PCを使用しながら)でバックグランドでバックアップが取れる「ホットバックアップ」が出来るようになり、格段に利便性が増したのでした。

V2iプロテクター

OSやアプリケーションを含むドライブ全体をWindows上で丸ごと完全バックアップ。
増分バックアップやロールバックリストアなど、先進のテクノロジーを余すことなく実装。
企業サーバーのバックアップで培われた確かな信頼性と直感的なオペレーションに加え、Windowsベースの起動環境による柔軟性の高いシステムリカバリーをご提供します。

V2i Protectorは、Windowsが稼動中でもシステムを含むボリュームをイメージファイルとしてバックアップでき、万が一の場合にはそこから完全に復元することができます。また、変更された内容だけを定期的にバックアップすることも可能な上、保存先のドライブもWindows XPが標準で認識できるものであれば制限無く自由に選択できます。
企業サーバーに多くの導入実績を誇るサーバー版V2i Protectorの高い信頼性を受け継ぎ、従来のDOSベース技術とは異なるWindows(32bit)ベースのV2iテクノロジーを実装した、最も革新的なバックアップ・ソフトウェアです。

ところが当時はまだ「バックアップ」に対する一般的な需要は今ほど高くはなく、価格も高価(当時¥16,590)でした。やがてV2iプロテクターは個人向け製品をそっくりシマンテック社に売却してしまいました。

PowerQuest V2i Protector  2.03 Desktop Edition

SLSR3DTRBOX.jpg■WindowsXPでのバックアップ

シマンテックが引き継いだv2iテクノロージーは、「Symantec LiveState Recovery Desktop 3.0」として製品化されたのですぐに導入しましたが、機能も操作性も従来のv2iプロテクターとあまり変わらず、またシマンテック社ではもともと「Norton Ghost/Symantec Ghost」というバックアップソフトを持っていたために、ここでもまたシマンテック社は、「LiveState Recovery Desktop」 を個人向けにリリースするのをやめて、サーバー向け専用としてしまい、個人向けには「Symantec Ghost」を継続する様になりました。

とても性能は良いのに不遇な道を歩む、かわいそうな製品でした。

Symantec LiveState Recovery Desktop 3.0

 

■その他のバックアップソフト 887543-r1.jpg

そんな頃、ちまたでは「Acronis True Image Personal 2」というバックアップ製品が、ソースネクストから¥1,980という安価で出たこともあって、急速にシェアを広げておりました。

kuma25nも乗り換えを試みたのですが、上記のバックアップソフトがいずれもWindowsベースであるのに対して、「Acronis True Image」はリナックスベースであり、どうも自分にしっくり来なかったので、乗り換えを断念して、今日に至っているのです。

「Acronis True Image」は順調にバージョンアップを重ねて、現在では「Acronis True Image Home2009」となって、Windows7にも対応するバッチが公開されています。ユーザーの数もとても多いようで、使い方を解説するページ(ブログ)もたくさんあるようです。

■そこでShadowProtect Desktop Edition3.5

Vista、Windows7で快適に動作するバックアップソフトを検討したときに、「Acronis True Image Home2009」という選択もあったのですが、高機能すぎてどうしてもやはりしっくり来ないので、思い切って「ShadowProtect Desktop Edition3.5」を試用もしないで導入してしまったのでした。

「ShadowProtect Desktop Edition3.5」は比較的新しい製品でまだあまり解説が多くないようですので、ご紹介してみようと思います。

前置きが長くてページがなくなってしまいました。

続きは次回。

ドライブ丸ごと高速でバックアップするShadowProtect Desktop Edition3.5 設定編 にて。

 


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